Terraform はコードベースでクラウドインフラ(AWS、Datadog など)の構築・管理を自動化する IaC(Infrastructure as Code)ツールです。HCL(HashiCorp Configuration Language)と呼ばれる独自言語で「望むインフラ状態」を記述し、コマンドで安全にデプロイ・変更・削除が可能です。インフラ構成を コード化することで Git などによるバージョン管理や変更履歴の追跡が容易になり、構成の再現性や保守性が向上します。Terraform を活用することで、インフラ運用の自動化・効率化を実現し、人的ミスを抑えながら安全に管理できます。
Terraform のインストール方法
Terraform のインストール方法は二通りあります。
- apt、yum などのパッケージ管理コマンドでインストールする方法
- tfenv と呼ばれる Terraform のバージョンを管理するツールをインストールする方法
本記事では、tfenv をインストールする方法を紹介します。
インストール環境
- Ubuntu 22.04.5 LTS
- シェル は zsh
インストール手順
tfenv は git のソースからインストールします。
$ git clone https://github.com/tfutils/tfenv.git ~/.tfenv
$
テキストエディタ(Vim、Emacsなど)で ~/.zshrc に以下の内容を追加し、保存します。
# vi で zsh の設定ファイルを編集します
$ vi ~/.zshrc
↓vim の編集画面
...
# tfenv のバージョンを管理するパッケージ
export TFENV_ROOT="$HOME/.tfenv"
export PATH="$TFENV_ROOT/bin:$PATH"
...
↓vi で :wq で編集を保存&終了します
$
source コマンドで ~/.zshrc を読み込みます。
$ source ~/.zshrc
$
tfenv が正常に実行できることを確認します
$ tfenv --version
tfenv 3.0.0-70-gc8eb402
$
アンインストール手順
tfenv をする手順は以下のとおりです。
- tfenv を削除
- ~/.zshrc から不要となった内容を削除
1. tfenv のソースコードを削除
# .tfenv を削除
$ rm -r $HOME/.tfenv
# 削除されたかを確認
$ ls $HOME/.tfenv
ls: '/home/user/.tfenv' にアクセスできません: そのようなファイルやディレクトリはありません
$
2. ~/.zshrc から不要となって記述を削除
~/.zshrc から以下の内容を削除してください。※テキストエディタ(Vim、Emacsなど)などで削除してください。
# tfenv のバージョンを管理するパッケージ
export TFENV_ROOT="$HOME/.tfenv"
export PATH="$TFENV_ROOT/bin:$PATH"
source コマンドで ~/.zshrc を読み込みます。
$ source ~/.zshrc
$
削除されたかを確認
$ tfenv --version
zsh: command not found: tfenv
$
まとめ
Terraform のバージョン管理ツール tfenv を Ubuntu 22.04.5 LTS にインストールする方法について解説しました。tfenv を使用することで、Terraform のバージョンを簡単に切り替えることができ、プロジェクトごとに異なるバージョンを使用することができます。tfenv を活用して、Terraform のバージョン管理を効率化しましょう。

