Terraform のバージョン管理ツール tfenv をインストールする方法 – Ubuntu 22.04.5 LTS での手順を解説

開発者ツール

Terraform はコードベースでクラウドインフラ(AWS、Datadog など)の構築・管理を自動化する IaC(Infrastructure as Code)ツールです。HCL(HashiCorp Configuration Language)と呼ばれる独自言語で「望むインフラ状態」を記述し、コマンドで安全にデプロイ・変更・削除が可能です。インフラ構成を コード化することで Git などによるバージョン管理や変更履歴の追跡が容易になり、構成の再現性や保守性が向上します。Terraform を活用することで、インフラ運用の自動化・効率化を実現し、人的ミスを抑えながら安全に管理できます。

Terraform のインストール方法

Terraform のインストール方法は二通りあります。

  1. apt、yum などのパッケージ管理コマンドでインストールする方法
  2. tfenv と呼ばれる Terraform のバージョンを管理するツールをインストールする方法

本記事では、tfenv をインストールする方法を紹介します。

インストール環境

  • Ubuntu 22.04.5 LTS
  • シェル は zsh

インストール手順

tfenv は git のソースからインストールします。

$ git clone https://github.com/tfutils/tfenv.git ~/.tfenv
$

テキストエディタ(Vim、Emacsなど)で ~/.zshrc に以下の内容を追加し、保存します。

# vi で zsh の設定ファイルを編集します
$ vi ~/.zshrc
↓vim の編集画面
...
# tfenv のバージョンを管理するパッケージ
export TFENV_ROOT="$HOME/.tfenv"
export PATH="$TFENV_ROOT/bin:$PATH"
...
↓vi で :wq で編集を保存&終了します
$

source コマンドで ~/.zshrc を読み込みます。

$ source ~/.zshrc
$

tfenv が正常に実行できることを確認します

$ tfenv --version
tfenv 3.0.0-70-gc8eb402
$

アンインストール手順

tfenv をする手順は以下のとおりです。

  1. tfenv を削除
  2. ~/.zshrc から不要となった内容を削除

1. tfenv のソースコードを削除

# .tfenv を削除
$ rm -r $HOME/.tfenv

# 削除されたかを確認
$ ls $HOME/.tfenv
ls: '/home/user/.tfenv' にアクセスできません: そのようなファイルやディレクトリはありません
$

2. ~/.zshrc から不要となって記述を削除

~/.zshrc から以下の内容を削除してください。※テキストエディタ(Vim、Emacsなど)などで削除してください。

# tfenv のバージョンを管理するパッケージ
export TFENV_ROOT="$HOME/.tfenv"
export PATH="$TFENV_ROOT/bin:$PATH"

source コマンドで ~/.zshrc を読み込みます。

$ source ~/.zshrc
$

削除されたかを確認

$ tfenv --version
zsh: command not found: tfenv
$

まとめ

Terraform のバージョン管理ツール tfenv を Ubuntu 22.04.5 LTS にインストールする方法について解説しました。tfenv を使用することで、Terraform のバージョンを簡単に切り替えることができ、プロジェクトごとに異なるバージョンを使用することができます。tfenv を活用して、Terraform のバージョン管理を効率化しましょう。

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